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ベトナム、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年9月14日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年9月13日時点のベトナム国内の総感染者数は613,375名

■ 行政・その他機関からの発表

◎ ホーチミン

* 2021年9月15日まで、外出禁止を含む社会隔離延長決定。

* 9月20日より、感染が抑えられている7区、クチ省では徐々に規制緩和を開始予定。

 3つのフェーズで9月15日から様々な活動を再開していくことを明らかにしたという。

 ・グリーンパス:

  ワクチン接種を2回完了して十分な抗体を持つ人と過去6ヵ月以内に新型コロナウイルスから

  完治した人へ発行される。

 ・イエローパス:

  少なくとも1回目のワクチン接種を完了し、一定の抗体を持つ人で対象となる人へ

  発行される。

* 制限の緩和に向けた第1フェーズは、2021年9月16日~10月31日。

 全ての従業員がグリーンパスを持っている企業・組織は、営業が許可されない業種・

 サービスを除き、活動再開が許可される。

 グリーンパス保有者については移動制限が無くなり、

 イエローパス保有者については有効な陰性証明書を保持している条件で特定の活動が可能。

* 第2フェーズは、2021年11月01日~2022年1月15日で、モールやスポーツ施設、

 屋外アミューズメントパーク、レストランの営業再開が許可される見込み。

 レストランについては1度に最大20人以上のグリーンパス保有者にサービスを提供することが

 可能となる。

* 2022年1月15日以降の第3フェーズでは、カラオケやマッサージ店、ナイトクラブ、

 バーを含む全ての業種・サービスの営業が認められる予定。

◎ ダナン

無期限で社会隔離措置延長が決定。エリアによって一部緩和も実施。

* レッドゾーン

 ・市民に外出しないよう、要請。

 ・食料品や薬品の調達、緊急の目的のみ外出が認められる。

 ・ 人と接触する際は2m以上の間隔を保つ。

 ・レストラン、ショップ、飲食店(テイクアウトを含む)を一時的に停止。

* イエローゾーン

 家に留まり、身分証明書と通行許可証の提示など、特定の条件・措置を満たしている場合のみ

 外出が許可される。

* グリーンゾーン

 市場での5日に1回の買い物、午前05:00~19:00までグリーンゾーン内の

 公共の場所での運動、散歩、他の様式の運動、レストラン、商店、飲食店での

 オンライン商品販売など。

◎ ハノイ

 2021年9月21日まで社会隔離延長措置の延長を決定。

 ダナン同様に3つのゾーンに分けて対策を強化中。

■ ワクチン接種・計画状況

* 9月13日、ベトナムではこれまでに、

 ・英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製

 ・ロシア製 スプートニクV(Sputnik V)

 ・中国 シノファーム(Sinopharm)製

 ・米国 ファイザー(Pfizer)製

 ・米国 モデルナ(Moderna)製

 ・米国 ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson=J&J)製

 の6種類のワクチン緊急使用が許可されており、

 UAE ハヤット・バックスが7種類目となりました。

* 感染拡大が進んでいるホーチミンを重点的に行われております。

 1回目接種率 --- 23.2%

 2回目接種率 --- 4.9%

■ 街中の様子

不要不急の外出が禁止されているため、街中は閑散としており、交通量も少なくレストランも全て一時的にクローズしている状況です。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会