エジプトエアー、来夏ダイヤの増便と新機材で歩む「正しい道」

ファラハト氏が7年ぶりに日本支社長着任
関空線再開は「できれば今年中」

-今年の夏ダイヤでは週3便化するとともに、新機材を投入します

ファラハト氏 ファラハト 現在のB777-300ER型機に代えて、新たにB787-9型機を投入する。MSはB787-9型機の導入を開始し、これまでに6機を受領しているが、最新の機材をいち早く成田線に投入することで、サービスの向上をはかる考えだ。

 B787-9型機の座席数はビジネスクラス30席、エコノミークラス279席の合計309席で、座席数はB777-300ER型機に比べて36席減少するが、ロードファクターは引き上がるだろう。新たな機材は燃費も良いため、収益の効率は大きく向上すると思う。

 B787-9型機のビジネスクラスは1-2-1の配置で、全席が通路に面している。隣の席に気兼ねすることなく出入りできる、よりプライベート感のある空間を提供できるし、WiFiサービスも準備するなどサービス面でも改善をはかる予定だ。

-関空線の運航再開の見通しはいかがですか

ファラハト 大阪は日本では2番目に大きい魅力的な都市で、以前は週4便を運航していた実績もある。当然ながら運航再開を視野に入れており、市場調査を実施しているところだ。その結果次第ではあるが、できれば20年中にも再開したいと願っている。

-MSにおける、NDCなどの新たなテクノロジーの導入状況についても教えてください

ファラハト NDCの導入や活用については本社で対応しているが、極めて大きなプロジェクトと捉えている。本社の準備が整い次第、NDC経由の航空券販売を実現する計画を進めていると聞いている。

-日本支社長としての現在の目標を教えてください

ファラハト まずは成田/カイロ線を軌道に乗せることが第一だが、将来的には関空線の運航再開も含めて、日本/エジプト間の座席供給力を大きく拡大していきたい。めざしているのはかつての最盛期を上回る、成田線のデイリー運航と、関空線の週4便だ。

 その実現の時期については定めていないが、少しずつ着実に進めていきたいと思う。1つひとつ段階を踏んで、正しい道を歩んでいくことが重要だ。

-ありがとうございました