パスポート発行数、18年は433万冊、4年連続増

  • 2019年2月21日

 外務省が「旅券の日」である2月20日に発表した統計によると、2018年の1年間で発行されたパスポートの数は前年比5.3%増の433万2397冊となった。15年から4年連続でのプラス成長。一般旅券の国内での発行数は5.6%増の418万2207冊となり、10年の418万5080冊に次ぐ水準にまで回復している。また、18年末現在に有効だった旅券数は2998万1776冊だった。

 18年の発行数を都道府県別で比較すると、最も多かったのは東京の4.3%増の73万6196冊で、次いで神奈川が3.2%増の40万1902冊、大阪が6.6%増の35万118冊。4位以下で発行数が10万冊を超えたのは、愛知(28万0253冊)、埼玉(24万7764冊)、千葉(23万4532冊)、兵庫(20万4881冊)、福岡(17万9970冊)、北海道(11万1793冊)、静岡(10万7098冊)、京都(10万0923冊)だった。

 一方、伸び率では佐賀の16.4%増を筆頭に、大分が14.8%増、福岡が14.5%増、鳥取が13.2%増、香川が12.6%増などとなっており、10%以上の伸び率を記録した10県がいずれも九州、中四国という結果となった。

 なお、外務省の発表資料ではこのほか性別、年代別など各種の集計結果も掲載している。

▽外務省、旅券統計資料
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