成田、上半期の国際線方面別旅客、中華圏や大洋州で2桁増

  • 2015年8月3日

 成田国際空港(NAA)によると、2015年上半期(15年1月~6月※)の国際線方面別旅客数で、台湾、香港、中国、オセアニアが2桁増となり、前年を上回った。また、アフリカはエチオピア航空(ET)が4月に成田/香港/アディスアベバ線の運航を開始したことで、900人の純増となった。

 前年を上回った方面のうち、最も伸び率が高かったのは台湾で23.4%増の63万1100人。次いで、香港が21.1%増の47万7700人、中国が18.4%増の95万4700人、オセアニアが14.3%増の30万3700人となった。

 前年を下回ったのは欧州、太平洋、韓国、グアム、中東を含むアジア。最も減少率が高かったのは欧州で20.6%減の66万1300人だった。

 6月単月では、台湾、中国、香港、オセアニア、中東を含むアジア、グアムで前年を上回った。このうち、台湾は33.1%増の11万4700人、中国は28.2%増の16万5500人、香港は23.0%増の8万700人で2桁増となった。前年を下回ったのは韓国、太平洋、欧州。もっとも減少率が高かったのは韓国で18.7%減の7万6700人だった。

 方面別旅客数の詳細は以下の通り。