ソラシドエア、宮崎/高雄間で初の国際チャーター、10月に計4便

  • 2015年7月19日

6JのボーイングB737-800型 ソラシドエア(6J)は10月、宮崎/高雄間でチャーター便を運航する。関係当局の認可などが条件だ。6Jが国際線チャーターを運航するのは、今回が初めて。10月17日と20日にそれぞれ1往復2便を運航する予定だ。

 6Jによると、同社ではこれまで本社のある宮崎からの国際線の就航に向け、さまざまな取り組みをおこなっていた。宮崎/高雄間については、今までいずれの航空会社も定期便を運航しておらず需要が見込めることから、宮崎/高雄線の運航が決定したという。なお、宮崎空港振興協議会によると、同区間のチャーター便の実施は2010年以降、約5年ぶり。

 今回のチャーターは双方向チャーターで、日本発と訪日需要の比率は5対5となる見込み。使用機材は座席数174席のボーイングB737-800型機で、このうち150席を販売する。

 日本での販売は旅行業第1種の宮崎交通が担当。17日の宮崎発便と20日の高雄発便を利用した3泊4日のパッケージツアーを造成し、7月21日から同社ウェブサイトと店舗で販売を開始する。一方、台湾においては、GSAにJPKインターナショナル社を指名。台湾での販売は全て同社が担う。

 6Jによると、今後の国際線の運航についてはまだ計画していないものの、将来的には定期便の就航をめざしたいとした。チャーター便の運航スケジュールは下記の通り。

▽6J 宮崎/高雄線 運航スケジュール
・10月17日
KMI 08時50分発/KHH 10時20分着
KHH 11時30分発/KMI 14時40分着

・10月20日
KMI 11時55分発/KHH 13時25分着
KHH 14時35分発/KMI 17時45分着