北京首都航空、関空/塩城、石家荘間で定期チャーター、6月から

  • 2015年6月1日

 関西国際空港によると、中国・海南グループの航空会社である北京首都航空(JD)は、6月2日から関空/塩城線、6月15日から関空/石家荘線に定期チャーターで就航する。インバウンドチャーターとしておこなうもので、関係国政府の認可取得が条件だ。塩城線は火、金曜日、石家荘線は月、木曜日の週2便で運航する。JDは今年2月から関空/杭州線を定期チャーターで運航しており、今回の就航により、関空線は週6便となる。

 塩城は江蘇省の北東部にある臨海都市。石家荘は河北省の省都であり、JDによると人口も多く旅行需要も十分見込めるという。現地旅行会社からは日本への直行便を要望する声も多かったという。

 現在3路線ともインバウンドチャーターとして中国で販売しているが、定期便化した後は日本での販売も展開していく予定。BSPへの加盟も準備中とした。

 2月に就航した杭州線の搭乗率は現在8割から9割。JDではまずは杭州線の夏の定期便化をめざし、国土交通省に申請しているところだという。

 使用機材はエアバスA319型機で、全席エコノミークラスの142席。詳細なスケジュールは下記の通り。

▽JD、関空線定期チャーター便 運航スケジュール

・塩城線(6月2日~)
JD488便 KIX 14時55分発/YNZ 16時45分着(火・金)
JD487便 YNZ 10時30分発/KIX 13時55分着(火・金)

・石家荘線(6月15日~)
JD356便 KIX 16時35分発/SJW 19時00分着(月・木)
JD355便 SJW 11時30分発/KIX 15時35分着(月・木)