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成田、上期の国際線旅客数は4.7%減、外国人は過去最高

  • 2014年10月30日

 成田国際空港(NAA)によると、2014年上期(2014年4月~9月)の国際線旅客数(速報値)は前年比4.7%減の1486万5910人となった。日本人旅客は14.0%減の694万8594人と減少した。

 一方、外国人旅客数は12.0%増の516万7714人。東南アジア諸国の訪日ビザの大幅緩和や中華圏の訪日旅客が好調だったことなどにより、初めて500万人を突破し、開港以来過去最高となった。通過客は5.5%減の274万9602人だった。

 国際線発着回数は0.1%減の7万6814回で歴代2位を記録。貨物便や国内線を含む総発着回数は国内線発着回数の増加を受け、2.4%増の11万5934回で過去最高となった。

 9月単月では、国際線旅客数は8.0%減の243万2285人。日本人は13.9%減の131万1438人、通過客は7.5%減の36万5764人と減少した。一方、外国人は4.3%増の75万5083人となり、9月単月で過去最高となった。

 国際線発着回数は2.5%減の1万2656回で9月単月で第3位を記録。総発着回数は2.3%増の1万9336回と9月として過去最高だった。国内線については別途記事を参照のこと(関連記事)。