アマデウスは2月4日、日本の旅行会社向けに新しいオンライントレーニングプログラムの提供を開始した。今までのオンライントレーニングはスカイプを活用し、ユーザの希望に沿った内容で1回あたり1、2名で展開してきた。新プログラムでは新たなシステムを活用し、2時間で基本的な内容を学べるプログラムを提供。人数も1度に最大25名まで学べるため、受講者の時間の節約や利便性の向上がはかれるという。

　新プログラムでは、2時間でアマデウスシステムの空席照会やPNRの作成、修正、キャンセルなどの基本機能を学ぶことが可能だ。さらに、アマデウスのイーサポートセンターの活用方法も紹介する。

　また、新システムにより講師の画面と参加者の画面を互いに共有できるため、利便性も向上。クラスルームトレーニングと同様に授業や演習が体験できるという。さらに、受講者用のコントロールパネルから配布資料の受け取りやテストの受講も可能だ。

　受講の申し込みはアマデウスのユーザ向けサイトで受け付ける。事前準備は不要で、受講者はアマデウスから事前に通知されるリンクからアクセスして参加する。コースは月に6回から7回実施していく予定。現在基本機能を学ぶクイックコース1種類だが、今後増やしていく計画だ。