成田、11月の国際線旅客数は5%増-日本人旅客は3%減、尖閣・竹島で

  • 2013年1月7日

 成田国際空港(NAA)の2012年11月の利用実績(速報値)によると、国際線旅客数は前年比5%増の228万2125人となった。日本人旅客は3%減の126万1275人、外国人旅客は昨年の反動もあり13%増の57万750人、通過客は45万100人だった。

 NAA広報室によると、通過客を除く旅客数で見ると、中国線は34%減、韓国線は17%減と減少。ただし、12月1日から22日の速報値では中国線は26%減、韓国線は13%減まで減少幅が縮小しており、とくに韓国は「一旦底を打ったのでは」との考えだ。

 発着回数は、国際線旅客便が4%増の1万1881回。尖閣。竹島問題の影響でキャンセル便が多数発生したが、冬期スケジュールの増便などでプラス成長した。11月は中国線は17.7%、韓国線は2.4%がキャンセルとなったが、12月1日から22日の速報値では、中国が10.3%、韓国が0.6%のキャンセルと改善してきているという。

 一方、国内線はLCC2社の就航が奏功し、旅客数が99%増の32万7323人となり、11月単月では過去最高となった。発着回数も70%増の3351回と大幅に増加した。

 なお、方面別の旅客数は下記の通り。

▽国際線方面別旅客数 11月(方面/前年比/人数)
太平洋/10%増/30万5000人
アジア/30%増/27万3700人
中国/31%減/9万4500人
欧州/7%増/15万8400人
韓国/14%減/9万7600人
台湾/8%増/6万5600人
香港/7%増/6万800人
オセアニア/24%増/4万4100人
グアム/8%増/5万5700人
アフリカ/※/2300人

※通過客を含む
※エジプト航空(MS)が2011年2月8日から運休していたため、前年比はない