カナダ、冬・春向けセミナーを初開催-冬期の座席増に期待

  • 2012年9月9日

CTC局長のモリーン・ライリー氏 カナダ観光局(CTC)は9月5日、都内でカナダ各州や航空会社と合同で、冬、春をテーマにしたセミナーを初開催した。登壇したCTC局長のモリーン・ライリー氏は「カナダというと夏と秋の商品が多いが、冬も魅力のある素材が多い」とアピールした。

 ライリー氏によると、寒さのため外出を避けがちな冬期には、各州や市などがイベントやアクティビティなどさまざまな取り組みをして誘客をはかっている。冬はグルメイベントが多く、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では1月中旬から2月初旬に「ダインアウト・バンクーバー」を、オンタリオ州トロントでは1月下旬から2月初旬に「ウィンターリシャス」を開催。地元の100軒以上のダイニングが参加し、廉価でコースを提供するお得においしいものが食べられる。また、同時期にはナイアガラで「アイスワインフェスティバル」、3月から4月にはメープルシロップの収穫祭もおこなわれる。

 加えて、ユーコン準州のホワイトホースやノースウェスト準州のイエローナイフ、アルバータ州のフォートマクマレーのオーロラ観測や、BC州のウィスラー、アルバータ州のバンフやジャスパーなどでのスキーなどの冬のアクティビティを説明。とくに、ライリー氏はオーロラはカナダではいつでも非常によく見える点を強調した。例えばイエローナイフでは夏場でもオーロラが観測可能。年間6万5000人の観光客のうち13%を日本人が占めており、そのうち96%がオーロラ観測は初めてだという。

 CTCによると、今年1月の日本人渡航者数は昨年度に比べ16%増、2月は14%増と、順調に伸びている。ライリー氏は「ACの増便やほかの航空会社のいろいろなルートを入れると、カナダへのアクセスはぐっとよくなっている」とアクセスの利便性向上を強調。「特にオーロラを見るためのルートは多岐にわたっている」ため、今年の日本人渡航者の増加に期待を示した。

 セミナーでもエア・カナダ(AC)、日本航空(JL)、デルタ航空(DL)、全日空(NH)がカナダへのアクセスを紹介。ACは夏場好調であった成田/カルガリー線を10月28日から運航するといい、また、DL、JLはウェストジェット航空(WS)との提携でカナダ国内各地へのルートを確保したという。NHも、7月に就航したシアトル、来年1月に就航するサンノゼ線など、アメリカ西海岸経由でのカナダへのアクセスの可能性について述べた。