大韓航空、麗水万博チャーター設定-定期便はメディア系が好調

  • 2012年7月18日

 大韓航空(KE)は8月、麗水万博に焦点を当てた成田発着のチャーター便を運航する。出発日は8月3日で帰着日は8月5日。使用機材はボーイングB737型機、座席数は188席で、ジェイティービー(JTB)、近畿日本ツーリスト(KNT)、世一トラベル、てるみくらぶの4社が商品化している。

 麗水万博では万博会場周辺の宿泊施設が不足するなかで、チャーターでは釜山イン、麗水アウトとし、釜山に午前中に到着して釜山泊とすることで周遊型商品として設定。これにより単純往復ではない付加価値とし、さらに期間も2泊3日とすることでコストパフォーマンスを高めた。

 なお、チャーター以外の取扱状況についてKEでは、周遊商品に万博観光を組み入れたものが一般的であるとし、メディア系の販売が強いと説明。特に熟年層の人気が高いという。中でもJTBメディアリテーリングとクラブツーリズムが新聞や会員誌に掲載した商品は、販売開始時期が早かったこともあり、全体の7割前後を占めるという。