観光庁、ニューツーリズム拡大へモニターツアーを募集

  • 2011年12月8日

 観光庁は12月8日、文化観光、産業観光、ヘルスツーリズム、エコツーリズム、グリーンツーリズムのモニターツアーの募集を開始した。これは、ニューツーリズムの旅行商品を試験的に造成し、参加者や関係者にアンケートなどを実施することで、再来訪の意向や消費額などの経済効果を調査しようとするもの。

 募集期間は12月8日から16日までで、12月27日に応募されたツアーの中から対象ツアーを決定。対象ツアーには、ツアー造成の際の企画と広報にかかる経費、催行にかかる経費、および管理費の合計のうち、ツアー参加者の負担額やその他の収入を差し引いた額を観光庁が支援する。ただし、支援金額は経費の総額の8割を超えてはならず、また、催行の経費と管理費の5割と企画と広報にかかる経費の合計額を超えない範囲とする。実際のモニターツアー参加者の募集は2012年1月以降の予定だ。

 なお、今回のモニターツアー募集は、近畿日本ツーリスト(KNT)と角川マーケティングの共同出資によるティー・ゲートが事業を請け負っている。募集概要などはティー・ゲートのウェブサイトを参照のこと。


▽ティー・ゲート、「ニューツーリズムモニターツアー募集のお知らせ」
http://t-gate.co.jp/news/monitor-tour2011.html


※2011年12月9日12時40分、記事本文の内容を追記