日本旅行とベストリザーブは、宿泊予約におけるインターネット販売のシェア拡大をめざし、両社の宿泊予約サイトを統合する。日本旅行では「宿ぷらざ」、ベストリザーブでは「ベストリザーブ」をそれぞれ運営していたが、12月1日付けで、「ベストリザーブ・宿ぷらざ」として2社が共同運営する宿泊予約サイトとしてオープンした。もともとベストリザーブはビジネス需要に強く、宿ぷらざはレジャー需要が多かったことから、両社が連携することでそれぞれの強みを生かし、販売拡大をめざす。

　新サイト「ベストリザーブ・宿ぷらざ」の会員数は200万人で、契約施設数は約1万軒。ポイントもベストリザーブ・宿ぷらざポイントを新たに設定し、宿泊代金の1％をポイントとして還元する。これまでのポイントも引き続き利用可能だ。

　また、オープン記念キャンペーンとして、12月10日から2012年4月10日まで、対象となる施設の宿泊者を対象にオリジナルプランを用意した。例えば、舞浜シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルであれば、朝食付き東京ディズニーリゾート1dayパスポート付きプランを1万500円から設定している。