フッティルーテン、ロングコース定着化めざす-冬のオーロラ鑑賞もアピール

  • 2011年6月8日

 ノルウェーのクルーズ会社、フッティルーテンは日本市場に対し、区間クルーズではなく5泊6日、6泊7日などロングコースの販売を強化する。6月7日に開催したセミナーでフッティルーテン日本地区販売予約センターの宮澤陽子氏は、「昨シーズンからFITだけでなくグループでロングコースを利用するケースが増えている」と話し、「これまで区間クルーズをツアーに組み込む商品が多かったが、11年度はロングコースの商品造成に向けてプロモーションしていきたい」と意気込みを語った。セミナーでは、ロングコースや冬のオーロラ鑑賞などをアピール。商品ラインナップの拡充や認知度を向上することで、2010年度1800人だった日本人利用者を2500名まで伸ばしたい考えだ。

 フッティルーテンの航路はノルウェーの南北、ベルゲン/キルケネス間をつなぐ世界最北の定期航路。北のキルケネスへ向かう北行きと、とキルケネスからベルゲンへ向かう南行きがある。北行きは6泊7日で、通年でノールカップ観光ができ、犬ぞりやトナカイぞり、スノーモービルなどのエクスカーションが南行きよりも豊富だ。

 一方、南行きは5泊6日で、フッティルーテンのハイライトとされ、海のアルプスと呼ばれるロフォーテン諸島や7つの山頂が連なるセブンシスターズといった景観を夜通過する北行きと違って昼間に通過できるのでより景観を楽しめる。北行き、南行きで楽しめるポイントが違ったり、雰囲気が変わるため、好みにあわせて提案できる。また、ロングコースは区間クルーズに比べて値頃感があり、10日間前後のツアー造成も可能だ。

 このほか、いずれのコースも冬にオーロラ鑑賞ができることをアピール。価格帯も繁忙期である夏と比べて半額以下とし、訴求力を高めた。今年から2013年にかけてはオーロラの当たり年といわれており、冬季のオーロラ鑑賞を武器に冬季需要の喚起、取り込みをはかっていく。