インフィニ・トラベル・インフォメーションはこのほど、中国系航空会社とともに中国セミナーを開催し、同社のプロダクトや各航空会社の最新情報について紹介した。インフィニが実施する中国セミナーは今回で5回目。挨拶に立った同社取締役営業本部長の平林良章氏は、「中国系航空会社を取り扱うCRSとしてシェアがナンバーワンとなった」と話し、「来年には日本を代表するナンバーワンのCRSになるべく努力していきたい」と意気込みを述べた。

　インフィニからは、販促ツールや中国系航空会社に特化した予約機能、自動発券システムなどについて説明。インフィニを設置していない店舗でもインターネット上で24時間の空席照会や予約が可能な「INFINI　POWER−LINK」は、営業時間外でも対応できることでサービスが向上し、空席照会から予約、発券依頼までをおこなえるため業務効率につながるとアピール。

　また、予約機能では、航空会社ごとに実残席表示やマルチアクセス、シートリクエスト機能などを追加したことを紹介。このほか、業務効率化が求められる中で自動発券システム「インフィニ・スマート・チケッティング」について説明。予約担当者でも最短3クリックで発券まで完了できるため業務軽減や生産性向上につながるという。

　なお、航空会社では中国国際航空（CA）、深セン航空（ZH）、香港航空（HX）、香港エクスプレス航空（UO）、マカオ航空（NX）、中国東方航空（MU）、上海航空（FM）、中国南方航空（CZ）の8社が参加。公示運賃の設定やスケジュール、最新情報などを提供した。