観光連携コンソーシアム、ニューツーリズム推進で方向性とりまとめ
観光立国推進本部でニューツーリズムの推進策を検討する観光連携コンソーシアムは8月5日、第6回会合を開催して今後の方向性について議論した。とりまとめの案では、エコツーリズムやグリーンツーリズム、産業観光のほか、文化やスポーツ、医療と観光の連携、観光振興のための基盤整備、実際の推進体制などを盛り込んだ。
このうち、エコツーリズム、グリーンツーリズム、産業観光については、これまで関係省庁で連携して推進してきており、今後は農林水産省や環境省とともに実際の商品の市場流通を支援するなどし、らなる振興をはかることを確認。また、外国人向けのニューツーリズムの推進にあたって、ニーズなどの把握も進める方針だ。
文化については、伝統文化と現代文化それぞれについて情報発信を強化。同時に訪日外国人の受け入れ環境の整備も進める。例えば、博物館や美術館、劇場などの文化施設で芸術文化を発信する企画展の積極開催、収蔵品や展覧会の情報の積極的な発信、多言語化推進、海外でのチケット予約推進などを掲げた。
このほか、観光振興のための基盤整備では、人材育成や、地域全体が自立して観光振興に参加できるようなプラットフォームの形成支援も盛り込んだ。さらに、高齢者や障がい者、乳幼児をかかえる家族などが参加しやすいユニバーサル観光の推進もはかる。
なお、会合ではとりまとめ案に一定の評価が集まった一方、「各省庁の予算面での連携が課題」「各省の政務三役が連携するだけでは不十分で、専門家や愛好家の声も反映すべき」といった声もあがった。
このうち、エコツーリズム、グリーンツーリズム、産業観光については、これまで関係省庁で連携して推進してきており、今後は農林水産省や環境省とともに実際の商品の市場流通を支援するなどし、らなる振興をはかることを確認。また、外国人向けのニューツーリズムの推進にあたって、ニーズなどの把握も進める方針だ。
文化については、伝統文化と現代文化それぞれについて情報発信を強化。同時に訪日外国人の受け入れ環境の整備も進める。例えば、博物館や美術館、劇場などの文化施設で芸術文化を発信する企画展の積極開催、収蔵品や展覧会の情報の積極的な発信、多言語化推進、海外でのチケット予約推進などを掲げた。
このほか、観光振興のための基盤整備では、人材育成や、地域全体が自立して観光振興に参加できるようなプラットフォームの形成支援も盛り込んだ。さらに、高齢者や障がい者、乳幼児をかかえる家族などが参加しやすいユニバーサル観光の推進もはかる。
なお、会合ではとりまとめ案に一定の評価が集まった一方、「各省庁の予算面での連携が課題」「各省の政務三役が連携するだけでは不十分で、専門家や愛好家の声も反映すべき」といった声もあがった。