ヴァージン・アトランティック航空、2010年度第1四半期は売上高10%増
ヴァージン・アトランティック航空(VS)の2010年度第1四半期(2010年3月〜5月)の売上高は、前年比10%増の5億1300万ポンド(約700億6400万円)となった。ロードファクターも5%増の82%に達しており、厳しい経済状況にもかかわらず、ビジネス・レジャー双方で需要が着実に回復しているとの考えだ。とくにビジネス顧客のマーケットシェアは5%増となり、アッパークラス利用者も15%増加した。また、5月に運航を開始したロンドン/アクラ線のロードファクターも77%となった。
VS社長のスティーブ・リッジウェイ氏によると、夏の旅行シーズンの予約状況も好調で、ほとんどの路線で需要の拡大が見られるといい、「経済危機による損失を抑えるために迅速に対応してきたことが、今年の成長へ向けての強力な基盤を築くことにつながった」との考えだ。今後は2011年春に最新のエンターテイメントシステムを搭載した新機材のエアバスA330型機を5機導入予定で、150名の客室乗務員を含む300名の新規スタッフの採用を実施するなど、プロダクトとサービスの充実に努めていく。
なお、2009年度(2009年3月〜2010年2月)の決算は総売上高23億5660万ポンド(約3223億7800万円)で8.6%減、税引前利益は1億3200万ポンド(約180億7000万円)の損失を計上しているが、オペレーションコストは8%減となった。
VS社長のスティーブ・リッジウェイ氏によると、夏の旅行シーズンの予約状況も好調で、ほとんどの路線で需要の拡大が見られるといい、「経済危機による損失を抑えるために迅速に対応してきたことが、今年の成長へ向けての強力な基盤を築くことにつながった」との考えだ。今後は2011年春に最新のエンターテイメントシステムを搭載した新機材のエアバスA330型機を5機導入予定で、150名の客室乗務員を含む300名の新規スタッフの採用を実施するなど、プロダクトとサービスの充実に努めていく。
なお、2009年度(2009年3月〜2010年2月)の決算は総売上高23億5660万ポンド(約3223億7800万円)で8.6%減、税引前利益は1億3200万ポンド(約180億7000万円)の損失を計上しているが、オペレーションコストは8%減となった。