中部国際空港、保安サービス料導入を「勉強」−JATAは支部で対応

  • 2009年12月3日
 中部国際空港は、成田保安サービス料の導入について「勉強(している)段階」(同社広報)だ。「導入できるかどうかも、時期も金額も未定」であるものの、成田空港からのヒアリングや、航空会社、旅行会社などとの意見交換を実施している。各空港会社では、9.11以降セキュリティーのためのコストが負担となっており、中部も保安サービス料導入の可能性を調査しているようだ。

 日本旅行業協会(JATA)では、成田の保安サービス料導入を受けて、今後各地域で動きがあった場合の対応を決めている。各支部が本部と調整しながら要望書の提出などを含めた対応をしていく考えだ。


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