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JAL経営改善で有識者会議、国交省が開催へ−計画案の報告に評価・助言

  • 2009年8月19日
 国土交通省は、日本航空(JL)が策定を進める経営改善計画について有識者会議を開催する。JLの経営改善計画に対しては、国土交通大臣の金子一義氏が「痛みを伴う大幅なコスト削減計画」を求め、国土交通省として「しっかりと指導・監督していく」方針を示していた。有識者会議では、JLから計画の内容などについて報告を受け、委員が議論。国土交通省航空局航空事業課によると、第1回は8月20日に開催する。複数回開催する見通しだが「あまり時間をかけるものではない」との考えで、早期の計画策定をめざす方針だ。


▽「日本航空の経営改善のための有識者会議」委員一覧
伊丹敬之氏/東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科長
今野浩一郎氏/学習院大学経済学部経営学科教授
奥野善彦氏/弁護士(前・(株)整理回収機構代表取締役社長)
杉山武彦氏/一橋大学長 ※座長
前田博氏/弁護士(西村あさひ法律事務所パートナー)
山内弘隆氏/一橋大学大学院商学研究科教授
※オブザーバーとして関係金融機関が参加

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