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エア・パシフィック航空、日本路線の運航を停止−過去4年で19億円の損失

  • 2008年11月4日
 エア・パシフィック航空(FJ)は2009年3月28日の運航を最後に、成田/ナンディ線の運航を停止する。成田路線に投入するボーイング767型機は新たに香港/ナンディ線に振替え、2009年6月から運航を開始する計画だ。FJ最高経営責任者のジョン・キャンベル氏は「旅客需要の低迷が続く日本路線は過去4年間、累計で3500万フィジードル(約19億円)の損失が生じている」と撤退理由をコメント。乗客の85%は日本人旅客だが、景気低迷にともなう長距離路線の落ち込み、日本市場で中国や韓国、東南アジアなどの中距離デスティネーションが好まれる環境が続いたことも理由にあげている。


※修正案内 (編集部 11月6日 15時40分)
該当箇所と理由:FJから訂正の連絡があり、最終運航日の日にちを変更
前 3月30日
 ↓
後 3月28日