日・スカンジナビア航空協議、成田増枠後に新規路線の開設が可能に

  • 2008年9月18日
 日本とスウェーデン、デンマーク、ノルウェーのスカンジナビア三国との航空協議が9月15日と16日にストックホルムで開催、2010年の成田空港増枠後に、日本、およびスカンジナビアの航空会社がそれぞれ週18便まで運航できるよう輸送力を拡大した。このうちスカンジナビア三国側が運航できる成田線は週10便まで、このうち一路線あたりは最大で週7便に設定。現在は、スカンジナビア航空(SK)が成田/コペンハーゲン線をデイリーで運航しており、今回の合意では成田増枠後に成田/ストックホルム線など、新規路線の開設を可能にした。

 なお、SKはこれまで、ストックホルム線の直行便の就航に意欲を示しており、今年2月にアジア太平洋地区副社長のハンス W.ディフォート氏が2009年夏の就航の構想を明かしていた。国土交通省航空局によると、今回の交渉でも、スカンジナビア側から成田の増枠について強い要望があったという。


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