鈴木航空局長が退任、前向きでわかりやすい政治に手ごたえ−工夫の余地も
国土交通省航空局長の鈴木久泰氏は業界紙との会見で、2006年7月以来の任期を振り返り、「充実した2年間だった」と最近の航空行政の手ごたえを語った。羽田空港の再拡張工事の着工、アジア・ゲートウェイ構想、空港法制などの取り組みに充実感を示し、中でも関西国際空港の2本目の滑走路の供用開始について「関西国際空港課長時代にも携わり、一番思い出深い」と語った。
就任時に掲げた「前向きで分かりやすい政治」の抱負について、「前向き」は上記のような取り組みを踏まえ、「いろいろと前進した」と評価。「分かりやすさ」は「当初は局長の私が読んでも分からないような文書が多かったが、ずいぶん変わった。また、広報活動も強化できている」とし、「さらにもう一段、工夫の余地はある」と語り、後任の大臣官房審議官の前田隆平氏の取り組みに期待した。前田氏については「(航空行政を)十分に分かっている人。不安はない」と評した。なお、鈴木氏は7月4日付けで海上保安庁次長に就任する。
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◆国交省・新航空局長の鈴木氏、「前向きでわかりやすい」航空行政を(2006/07/20)
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