楽天トラベルは6月9日、バンコクにタイ駐在事務所を設立、契約ホテルに対するサポートを強化する。駐在コンサルタント1名と現地採用1名の2名体制で、現地情報の収集を強化し、契約ホテルを対象に管理画面の操作のトレーニングやウェブのマーケティングのコンサルティングを実施する。そのほか、航空会社との連携強化により、ダイナミックパッケージの拡充をはかるとしている。

　楽天トラベルでは現在、中国、韓国、グアムで現地法人を置いているが、タイでは駐在事務所とし、営業活動による契約施設数の増加よりも、約520施設という現在の契約施設に対するサポートを充実させ、それぞれの取り扱いを伸ばす考えだ。楽天トラベルではこの1年、アジアの旅行商品が好調で、タイの予約では1月から3月の売上高で航空券は前年比70％増、ホテルは355％増と大幅な伸びを記録したという。

　なお、駐在事務所の所在地は、日本大使館や日系企業が集まるサートン地区。7月1日にはバンコクのホテルで、事務所開設のお披露目パーティと、契約ホテルを対象にしたセミナーを開催する予定だ。


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