CXウッドロー支社長、新IT運賃は「困難」−低額サーチャージ維持し需要喚起

  • 2008年6月9日
 キャセイパシフィック航空(CX)支社長のジェームズ・ウッドロー氏は、燃油サーチャージを含む新IT運賃について、「現在のように燃油価格が急激に変動する環境では、半年間固定することはできない」と語り、導入は困難とコメントした。そのうえで、「旅行会社との協力を非常に重要視している」と語り、CXの燃油サーチャージ額が他社よりも安いことを強調。香港への航空運賃自体も、長距離のデスティネーションと比較して割安で、「香港とマカオという、質の高い体験が多数揃った2つのデスティネーションを一度に楽しめる」ことから、「香港は非常に競争力がある。今後も良い旅行商品を提供できるよう協力していきたい」と語った。