近畿日本ツーリスト（KNT）は6月5日から、岩手の地元食材を使用した夕食メニューを提供する宿泊プラン「よぐおでんした　まるごといわて食自慢」の販売を開始した。これは、7月から9月にかけて岩手で開催される「いわて・平泉観光キャンペーン」に合わせて販売するもので、パンフレットの表紙には「いわて・平泉観光キャンペーン」実行委員会会長の達増拓也岩手県知事も掲載している。7月1日から10月31日までの期間を設定し、販売目標は3000人。

　同プランは、KNT協定旅館ホテル連盟岩手県支部に加盟するホテル・旅館のうち33の施設が参加し、夕食のメニューには岩手の地元食材を使用。一部の施設ではウェルカムドリンクやデザートの提供や、宿泊日とその翌日に宿泊施設の浴場を何度も利用できる利用券をつけるなどの特典を付けた。旅行代金は、つなぎ温泉のホテル紫苑の場合、1万1000円から2万500円、八幡平の八幡平ロイヤルホテルでは、1万3200円から2万2800円など。