IATA、08年の航空業は23億ドルの赤字予測−1バレル135ドルで61億ドルに拡大
国際航空運送協会(IATA)は先ごろ開催した年次総会で、航空産業の2008年の会計予測について、23億米ドルの損失になると発表した。平均原油価格の見通しを1バレルあたり106.5米ドルとして予測したもの。今年3月には1バレルあたり86米ドルとして、45億米ドルの収益となる予測を発表していたが、大きな下方修正となった。また今後、1バレル135米ドルになった場合、赤字額は61億米ドルになると見ている。
2008年の燃油費は1760億米ドルになるとの見通しで、これは総オペレーションコストの34%。これは、2006年と比較すると400億米ドル増、コストに占める割合は5ポイント増となる。2002年の燃油費は400億米ドルで、オペレーションコストに占める割合は13%であった。
なお、IATAでは6月1日からのeチケット化により、年間30億米ドルのコスト削減を見込むとしている。
2008年の燃油費は1760億米ドルになるとの見通しで、これは総オペレーションコストの34%。これは、2006年と比較すると400億米ドル増、コストに占める割合は5ポイント増となる。2002年の燃油費は400億米ドルで、オペレーションコストに占める割合は13%であった。
なお、IATAでは6月1日からのeチケット化により、年間30億米ドルのコスト削減を見込むとしている。