JALグループの2008年4月の国際線旅客数は、前年比4.1％減の96万3140人で利用率は64.7％であった。有効座席キロ（ASK)が3.2％減の658万6809席キロに対し、有償旅客キロは4.9％減の426万1976人キロ。方面別では韓国線が1.1％増の13万7210人で前年をわずかに上回ったものの、その他の方面は前年割れとなった。ただし、欧州線はASKが9.4％減のところRPKは6.8％減、東南アジア線はASKが3.6％減のところRPKが2.0％減など、増減率では需要が供給量を上回っている。国内線は旅客数は1.7％減の312万2909人で、利用率が58.4％であった。


▽JALグループ国際線路線別　旅客数（前年比）／利用率（前年比）

太平洋線／18万3564人（4.4％減）／68.3％（2.3ポイント減）
欧州線／9万9008人（6.9％減）／74.5％（2.1ポイント増）
東南アジア線／33万520人（4.6％減）／61.9％（1.0ポイント増）
オセアニア線／2万9033人（15.2％減）／53.0％（8.8ポイント減）
グアム線／3万6477人（10.8％減）／63.4％（5.1ポイント減）
韓国線／13万7210人（1.1％増）／67.8％（2.2ポイント増）
中国線／14万7328人（0.6％減）／47.7％（3.8ポイント減）
合計／96万3140人（4.1％減）／64.7％（1.2ポイント減）