JTB西日本は5月19日、朝日放送とタイアップし「LOVEARTH（ラバース）〜eco旅ええ旅できることからはじめよう〜」のオーストラリア行きツアーの販売を開始した。朝日放送は昨年から、地球環境の大切さと自然の重要性を子どもたちに伝える「みんなの木」キャンペーンを展開。JTB西日本は、ラジオ番組「元気イチバン！芦沢誠です」のリスナーを対象に、同社オリジナルブランドのラバースのオーストラリアコースを設定、グレートバリアリーフやキュランダがあるケアンズを訪れる。

　ツアーでは、旅行中に排出される二酸化炭素の約6％相当の自然エネルギーを購入することで相殺するほか、植林活動も盛り込んだ。また、食事は地元の食材を利用し、食材輸送での二酸化炭素の排出を軽減。参加者には土に還る生分解性プラスチック製のネームタグを、番組にはグリーン電力証明書を提供する。

　設定日は7月4日から7日までの4日間。募集定員は90名だが、すでにキャンセル待ちが出ているという。料金は17万8000円で、自然エネルギー購入費用1000円を含む。両社はラバースのシリーズ化も検討している。


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