成田周辺でシャトルバス運行−成田を核に観光交流促進の実施調査へ

  • 2008年1月23日
 国土交通省航空局はこのほど、「成田国際空港を核とした観光交流促進プログラム検討会」の平成19年度第1回検討会を開催、実施調査の一環として成田空港周辺シャトルバスの運行を決定した。運航日は2月の水曜日から土曜日の計17日で、1日5便を運行。成田空港から成田山新勝寺やイオンモール、房総のむらに停車する。運賃は1回乗車が200円で、1日乗車券は500円、小学生以下は無料。

 「成田国際空港を核とした観光交流促進プログラム」とは、日本のゲートウェイとして日本文化や伝統芸能を発信する「ジャパン・ゲートウェイ・ツーリズム」をテーマに、国際振興に向けたまちづくりや地域活性化をはかる事業として検討しているもの。平成19年度の実施計画の概要は(1)コーディネート組織の具体化検討、(2)空港のおもてなし機能の整備、(3)モデルルートと実証調査、(4)プロモーション、が計画されており、第2回の検討会では(1)と(2)を具体的に掘り下げていくほか、(3)のMICE対象モニターツアーの詳細を検討する。