阪神航空、フレンドツアー上期商品は東京・大阪で2万人−60周年商品も設定

  • 2008年1月22日
 阪神航空は1月18日、2008年度上期のフレンドツアーの販売を開始した。パンフレットは9種類で、成田発111コースと関空発が115コース。2008年は阪神航空の旅行業の参入から60周年にあたり、これを記念する特別企画としてミケランジェロの「最後の審判」で有名なシスティーナ礼拝堂を含むバチカン美術館を貸し切る企画、クイーン・エリザベスII世号での地中海クルーズなどを実施する。バチカン美術館の貸し切りは、6月と10月にそれぞれ1回ずつを予定し、複数のコースに組み込み、各回とも200名の集客を見込む。クルーズでは、今回初めて「世界のクルーズ」と単独のパンフレットを作成し、ヨーロッパを中心に、カナダやアラスカへのコースを組んだ。

 昨年、集客が好調に推移したクロアチアやトルコは、今年も継続して紹介する。スイスは、政府観光局が設けた資格「スイススペシャリスト」の取得者が企画するツアーを単発で実施したところ好評であったため、新たなパンフレットで掲載した。なお、2008年度の販売目標は、東京と大阪の合計で2万人だ。


▽フレンドツアー08年上期商品方面別コース数(方面/合計/成田発/関空発)
イタリア/28/14/14
スペイン・ポルトガル/26/13/13
ヨーロッパ/60/30/30
トルコ・ギリシャ/30/14/16
スイス・北欧/44/21/23
アフリカ/4/0/4
南米/6/6/0
オランダ・ベルギー 春の旅/6/3/3
世界のクルーズ/18/9/9
合計/216/111/115
※南米は成田発のみ、アフリカは関空発のみの設定
※ヨーロッパ、オランダ・ベルギーで重複コースあり