主要旅行会社、11月の総取扱額は2.8%増−海外は1.6%増

  • 2008年1月15日
 主要旅行会社の11月の総取扱額は、前年比2.8%増の6018億1961万9000円で、このうち海外旅行は1.6%増の2245億4110万5000円、外国人旅行は40.4%増の76億3693万1000円、国内旅行は3.0%増の3696億4158万3000円であった。募集型企画旅行は、海外旅行が0.6%減の597億1477万円、取扱人数は5.2%減の37万5645人。国内旅行は、3.4%増の901億6648万3000円で、取扱人数は2.3%増の384万6865人。海外は、団体旅行と個人旅行が好調で、国内旅行は企画旅行と個人旅行が好調に推移した。

 会社別の海外旅行取扱額はジェイティービー14社(分社前の合計)を除くと、1位がエイチ・アイ・エス(216億2731万7000円/3.6%増)で、2位が阪急交通社(209億2023万4000円/1.0%増)、3位がJTBワールドバケーションズ(189億6438万8000円/2.4%増)、4位が近畿日本ツーリスト(161億4626万5000円/2.6%増)、5位が日本旅行(136億414万9000円/5.4%減)と10月と同様の順番となった。伸び率では、北海道旅客鉄道(33.9%増/1億8107万5000円)、ジャルセールス北海道(28.5%増/2億1805万5000円)、i.JTB(22.1%増/4億64万6000円)、クラブツーリズム(18.7%増/37億6611万円)の順。

 外国人旅行では、JTB中部の737.3%増(5億9850万3000円)、JTB法人東京の387.0%増(5億1262万2000円)、近畿日本ツーリストの71.4%増(12億7478万7000 円)など、大きな伸び率を記録した会社が多く、全体的に好調となった。