日加官民観光定期協議、カナダ側が体験型の商品開発など新たな商品を紹介

  • 2007年9月10日
 日加官民観光定期協議がこのほど開催、カナダ側が日本人訪問者はカナダ観光産業の14%の収入を占める重要な市場という位置づけだが、シェアが下落しているという問題提起で始まった。今年は日加観光交流年で交流を深めているところだが、カナダ側は引き続き高いシェアを確保したい狙い。

 カナダ側は、日本市場のリピーター確保を狙い、自然や景観を主目的とする観光に加え、ワイナリー訪問など各地域での特色ある体験型メニューを含む商品開発の取り組み。また、ウェブは、旅行購入手段としてはまだ安全性が十分でないと考える消費者も多いが、情報入手の手段として、役割は急速に高まっているという認識から、観光局がインターネットを活用した情報発信強化の取り組みについて報告。さらに、東部カナダ地区を事例に、日本のメディアを活用した認知度向上の取り組みについて報告したという。