日本/シンガポール航空協議、A380就航でも対応可能な増枠で合意

  • 2007年4月24日
 日本/シンガポール航空当局間協議が開催され、輸送力の追加などを決定した。増枠分は両国ともボーイング747型機相当で週16便の増枠が可能となるもの。これにより、日本/シンガポール間は週80便相当の運航が可能となる。この便数の増加は、航空局では「技術的なもの」としており、シンガポール航空(SQ)が導入を予定しているエアバスA380型機の成田就航を視野に入れたものと見られる。これにより、SQが機材を大型機に移行した場合、枠として「双方が困らない」こととなる。

 このほか、東京、大阪、名古屋については週80便相当としているが、これ以外の地点については便数制限を撤廃。これにより、シンガポール航空(SQ)が現在就航している福岡便は増便が可能となる。また、日本国内区間におけるコードシェアを可能とした。