JATA、豪旅行促進目指し、ワーキング・グループ開設−供給座席数など議論へ
日本旅行業協会(JATA)はオーストラリア旅行促進ワーキング・グループを新設、オーストラリアへの旅行者促進策を打ち出す。これは 2006年に日豪交流年を契機として、JATA内に開設した「日豪交流年ワーキング・グループ」を継続するもの。日豪交流年では、日豪の相互交流人口として日本人80万人、オーストラリア25万人程度、双方向で 100万人超を目指していたが、昨年実績では日本人訪豪旅行者数は65万1000人、オーストラリア人の訪日旅行者数は19万5000人超と、双方向共に前年割れとなっている。
日豪間の交流人口は昨年、05年比で減少したものの、国土交通省はオーストラリア連邦政府産業観光資源省の日豪観光交流促進協議において、 5年間で交流人口の累計500万人を目標に掲げている。これに伴いJATAでは引き続き、ワーキング・グループを開催し、オーストラリアへの旅行促進を図る狙い。
ワーキング・グループでは、日豪観光交流促進協議の目標達成に向け、オーストラリアでのフライ&ドライブを促進するツアーの検討、航空座席の問題、インセンティブマーケットの拡大に対する取り組みなどが議論される見込み。このうち、特に航空座席に関しては、供給座席数が総数として減少していることが交流人口の減少に直結しているという問題意識から、オーストラリア政府が 2006年に打ち出したアクション・プランについても立ち返り、検討を進めていく方針だ。
関連情報:豪観光大臣、日本市場の好転めざすアクション・プラン公表、JL減便ない[掲載日:2006/01/26]
日豪間の交流人口は昨年、05年比で減少したものの、国土交通省はオーストラリア連邦政府産業観光資源省の日豪観光交流促進協議において、 5年間で交流人口の累計500万人を目標に掲げている。これに伴いJATAでは引き続き、ワーキング・グループを開催し、オーストラリアへの旅行促進を図る狙い。
ワーキング・グループでは、日豪観光交流促進協議の目標達成に向け、オーストラリアでのフライ&ドライブを促進するツアーの検討、航空座席の問題、インセンティブマーケットの拡大に対する取り組みなどが議論される見込み。このうち、特に航空座席に関しては、供給座席数が総数として減少していることが交流人口の減少に直結しているという問題意識から、オーストラリア政府が 2006年に打ち出したアクション・プランについても立ち返り、検討を進めていく方針だ。
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