
国土交通省とカナダ観光局は2007年の「日加観光交流年」の観光交流事業の一環で、フィギュアスケートで活躍中の浅田舞選手、浅田真央選手の浅田姉妹を日加観光親善大使に任命、4月6日に任命式を開催した。冬柴大臣は浅田舞・真央選手が日加観光親善大使の就任について、「カナダでも人気を博す舞・真央選手に観光交流に加え、草の根交流をして頂きたい」と二人の活躍に大きな期待を寄せる。また、ジョセフ・キャロン駐日カナダ大使は「カナダは実に多様な自然を有し、上質なエンターテイメントが楽しめ、カナダ人はとてもあたたかく、フレンドリー」とカナダの魅力をアピール。2010年のバンクーバー、ウィスラーでの冬季オリンピック、パラリンピックに向けて観光産業の活性化にも期待を示した。
浅田真央選手は、「カナダと日本の架け橋になるよう、がんばりたい」とコメント。カナダの人々にアピールしたい日本の魅力について、舞選手は「カナダの人々に日本の季節の移り変わりの素晴らしさを伝えていきたい」と日加観光親善大使としての抱負を述べた。