観光分科会、イン・アウト・国内の活性化など基本計画に反映へ

国土交通省副大臣の望月義夫氏は分科会の挨拶で、2006年の訪日外国人が初の700万人超となったことに触れ、「あらゆる人々の努力」と語り、「アジアの活力を呼び込むことは、日本にとって大切」と強調した。また、アジアゲートウェイ構想に触れ国際会議やスポーツイベントなど開催を通して、今後5年間でMICE分野の5割増の目標について「アジア有数の会議国、中心の国になっていきたい」と観光立国を実現する基本計画を策定していく意向を示した。
分科会では各省庁・関係機関が一体となる必要性のほか、観光の社会的効果を通じて世界における日本の地位の向上、外国語指導助手を通じた日本の魅力の発信、インバウンドだけでなく、アウトバウンド、国内旅行を拡大させることなどが各委員から発言があり、こうした意見を基本計画案に反映させ、次回の分科会において提示される。