冬柴大臣、日韓間のチャーター便就航を広く呼びかけ−朝鮮通信使関連で

  • 2007年1月17日
 冬柴鉄三国土交通相は16日の記者会見で、朝鮮通信使400周年に関連して日韓間のチャーター便を広く展開する考えを示した。日本/韓国間の航空路に関しては、成田、および伊丹空港を利用する場合にはITCチャーターが出来ないものの、旅客チャーター便での便数制限が無く、実現に発着枠などのハードルは低そうだ。

 冬柴国交相は日韓間の路線で、日本25都市と韓国4都市間に1日60便の運航に加え、羽田/金浦間の定期チャーター便で就航している現状を踏まえ、朝鮮通信使に関連した大邱、光州などに青少年交流を目的としたチャーター便を就航し、双方向での交流を深める考えを示した。

 朝鮮通信使400周年に関しては日本、韓国の各自治体で慶祝行事を検討しており、冬柴国交相と金明坤文化観光部長官の会談でも両国がそれぞれ援助、支援することで合意している。