JALグループ、10月の国際線利用率は引続き改善

  • 2006年12月6日
 JALグループの10月の国際線旅客は前年比3.6%減の112万2689人であった。供給座席数は11.7%減の72億33万2000座席キロとなっており、利用率は4.0ポイント増の72.4%となり、供給を絞り、需要に対応していることで顕著に利用率の改善が進んでいる。

 路線別で旅客が増加したのは中国、韓国。中国線は前年比18.6%増の17万391人、韓国線は4.1%増の14万8363人を記録。搭乗率は欧州線が14.1ポイント増の85.5%、中国線が7.6ポイント増の61.1%、東南アジア線が3.0ポイント増の61.0%、太平洋線が1.6ポイント増の77.9%、韓国線が1.3ポイント増の69.9%、グアム線が1.0ポイント増の68.4%と増加した一方、オセアニア線が1.9ポイント減の67.7%と減少した。


▽JLの国際線利用者動向−10月分
太平洋線/23万5297人(15.3%減)/77.9%(1.6%増)
欧州線/13万762人(4.4%減)/85.5%(14.1%増)
東南アジア線/33万8709人(1.3%減)/61.0%(3.0%増)
オセアニア線/6万290人(7.2%減)/67.7%(1.9%減)
グアム線/3万8877人(30.1%減)/68.4%(1.0%増)
韓国線/14万8363人(4.1%増)/69.9%(1.3%増)
中国線/17万391人(18.6%増)/61.1%(7.6%増)
合計/112万2689人(3.6%減)/72.4%(4.0%増)