JATA・環境省、9月23日にエコツーリズムフォーラムを開催

  • 2006年8月30日
 日本旅行業協会(JATA)、環境省は9月23日、エコツーリズムフォーラムを開催する。「世界自然遺産を楽しみ守る―地域で取り組む新しい観光(エコツーリズム)」をテーマに、エコツーリズムの専門家や、実際に観光客や地域の自然に接している知床、白神山地、屋久島のガイドを招き、エコツーリズムによる環境保全や持続的な利用の取り組みについて講演やパネルディスカッションを実施する。

 日本にあるユネスコ世界自然遺産の知床、白神山地、屋久島は世界遺産の登録を機に、観光客数が急増し、地域への観光投資額が増加することで地域に好影響をもたらす一方、ゴミの投棄などによる環境への悪影響を懸念されている。また、全国各地で高度経済成長期以降、全国各地で観光開発が行われたことで、観光は環境にダメージを与えるという一般的な理解が定着しているともいえる。こうした状況下において、環境保全と観光の同時達成を目指すエコツーリズムの考えが理念に留まり実践は難しいとの反応が少なくないという。環境省はエコツーリズムの普及、定着のための取り組みの一環として、エコツーリズムを知り、関心を持ち、行動してもらうことを目的に同フォーラム開催に至った。

 対象者は、国内の世界自然遺産地域への興味やエコツーリズムに関心がある者。JATAホームページの申込用紙に必要事項を記入し、FAX、またはeメールでJATAに申し込むこと。

▽エコツーリズムフォーラム
日時:9月23日 10時30分〜16時30分
会場:東京ビッグサイト レセプションホールA

▽JATAホームページ
http://www.jata-net.or.jp/

▽問い合わせ、申し込み(担当:中尾、布施)
TEL:03-3592-1274
FAX:03-3592-1268
e-mail:gyomu2@jata-net.or.jp