文化観光の促進に向け、人材育成と学ぶ場を開設へ、文化観光懇談会の中間とりまとめ

  • 2006年8月7日
 国土交通省の文化観光懇談会はこのほどまとめた中間報告で、ガイド育成モデルツアーの実施、各地での文化観光講座の提供などを具体例とし、文化観光を実践する人から知識や経験を吸収し、人材の育成と支援、文化観光を学ぶ場を開設する、という方針を示した。観光立国を進めていく上で、旅行者の関心や知識に応じ、風土、文化、歴史、慣習など日本を理解する上での重要な要素をわかりやすく伝えることがポイントとなる。国土交通省としても、観光分野での人材育成を重視する方向を打ち出しておち、ビジット・ジャパン・キャンペーンとの連携も視野に入れた方策となる。
 文化観光懇談会は平成17年7月の第1回会合から計3回開催、日本の庭園から日本人の美意識を学ぶモデルツアー、文化観光シンポジウムの開催などで方針を探ってきた。