国交省、国内ロングステイ2地域居住の促進目指し実証実験
国土交通省は6月28日、国内ロングステイ、2地域居住の観光、交通面の環境整備に関する実証実験の第1回実行委員会を開催する。2007年からの団塊世代の大量退職を控え、地方などでのロングステイ、2地域居住のニーズが高まると考えられており、地域が受け入れることで地域の活性化を図ることが課題とされている。このことから、ロングステイ、2地域居住は短期観光の延長ではなく、交通、宿泊施設、滞在中の過し方、情報提供などの面で特有の課題があり、長期滞在の希望者が安心して地域に赴くことができるように対策が必要とされている。第1回実行委員会では9月から11月まで、別府、阿蘇、雲仙、佐世保・波佐見、五島の地域で実施する実証実験について話し合いを行う。実証実験は、長期滞在用の宿泊施設、滞在プログラム、公共交通機関の利便性向上策を用意し、それぞれの地域に滞在するモニターを募集、最低1週間程度の滞在をしてもらう予定だ。
なお、第1回実行委員会終了後は、7月末に「ロングステイ九州コンソーシアム(仮称)」、およびホームページ開設を予定。その後実証実験の実施、来年2月頃を目処に実証実験の結果を取りまとめる。
なお、第1回実行委員会終了後は、7月末に「ロングステイ九州コンソーシアム(仮称)」、およびホームページ開設を予定。その後実証実験の実施、来年2月頃を目処に実証実験の結果を取りまとめる。