国交省調べ、ドイツ大会観戦チケット問題で手配は概ね改善、本日・18日は手配完了

  • 2006年6月12日
 サッカーワールドカップ・ドイツ大会が開幕したが、旅行会社によるチケット手配問題は一段落しそうだ。国土交通省は6月9日現在のワールドカップ・ドイツ大会入場券の取扱い状況を公表、本日の日本/オーストラリア戦、6月18日の日本/クロアチア戦については手配未了の会社はゼロとなり、6月22日の日本/ブラジル戦についても1社が手配未了としているに改善されている。調査は日本旅行業協会(JATA)、全国旅行業協会(ANTA)、および非会員2社を含む第1種会員業者全7737社を対象とし、回答は6665社、取扱会社は32社。なお、この調査はマックスエアサービスを除いたもの。

 これによると、合計の契約枚数は6月7日時点から53枚増加となる8102枚、入手枚数は187枚増加となる8083枚、超過枚数は8枚、不足枚数は7日時点から193枚減少し27枚となった。また、手配完了社数は4社増となる26社、手配未了会社は4社減り6社となっている。特に本日、および18日の日本戦については過不足ともに解消され、22日についても概ね解決される見込み。また、その他の試合についても超過5枚、不足21枚と5日、7日時点の調査から大きく改善された。


▽6月12日 日本/オーストラリア戦(すべて手配完了)
契約枚数 1592枚/入手枚数 1592枚/手配完了会社 16社

▽6月18日 日本/クロアチア戦(すべて手配完了)
契約枚数 2022枚/入手枚数 2022枚/手配完了会社 15社

▽6月22日 日本/ブラジル戦
契約枚数 2605枚/入手枚数 2602枚/超過枚数 3枚/不足枚数 6枚
手配完了会社 20社/手配未了会社 1社

▽その他試合
契約枚数 1883枚/入手枚数 1867枚/超過枚数 5枚/不足枚数 21枚
手配完了会社 11社/手配未了会社 6社