日米観光交流促進協議会、米国側の予算継続確保が議論の焦点のひとつに、5月1日にワシントンで開催
日米観光交流拡大促進協議会ワーキンググループ会合が5月1日にアメリカ・ワシントンで開催される。この会合は日米間の観光交流促進を目的として、2002年に合意した覚書(MOU)に基づき、これまで開催してきたもの。今回の会合で日本側は、アメリカ連邦政府が日本向けに予算を配分することを決めており、これを受けて今後も日米相互に予算をかけたプロモーションとなるかを確認する意向だ。最近では、シンガポールをはじめ、韓国、中国などと「観光交流年」と銘打ち官民一体となった相互交流が打ち出されているが、こうした可能性について、アメリカ連邦政府の対応を見定める考え。特に、アメリカ連邦政府の予算が継続的であること、州レベルの観光局を含む民間を連邦政府が取りまとめ役となるか、などの部分を明確にしたい考え。
また、議題としては姉妹都市交流や青少年交流などの活発化について議論する。また、ニューヨークの観光親善大使に任命されたヤンキースの松井秀喜選手、あるいはカリフォルニア州政府観光局の観光親善大使の「ゴリエちゃん」など、個別に観光親善大使が活躍していたが、体系的に活躍する可能性、また共通ロゴを設定したプロモーションの可能性などを探る。
この会合に出席する日本旅行業協会(JATA)事務局長の石山醇氏は、日本向け予算の内訳確認、フライ&ドライブの促進、空港セキュリティの緩和、航空座席数の増加、ワーキンググループの下に設ける各サブコミッティーの議題を提案するという。特に、フライ&ドライブは、JATA世界旅行博において、アメリカ・パビリオンにおいて充実されるように促していく。また、空港セキュリティはテロ対策の意味合いがある反面、「セキュリティ強化で旅行需要の低下も懸念されることから、バランスある対応を求めたい」という。
また、航空座席に関しては、特にグアム・サイパン線で座席数が限られる現状から、チャーター枠を利用した座席増加策を話し合う意向だ。
また、議題としては姉妹都市交流や青少年交流などの活発化について議論する。また、ニューヨークの観光親善大使に任命されたヤンキースの松井秀喜選手、あるいはカリフォルニア州政府観光局の観光親善大使の「ゴリエちゃん」など、個別に観光親善大使が活躍していたが、体系的に活躍する可能性、また共通ロゴを設定したプロモーションの可能性などを探る。
この会合に出席する日本旅行業協会(JATA)事務局長の石山醇氏は、日本向け予算の内訳確認、フライ&ドライブの促進、空港セキュリティの緩和、航空座席数の増加、ワーキンググループの下に設ける各サブコミッティーの議題を提案するという。特に、フライ&ドライブは、JATA世界旅行博において、アメリカ・パビリオンにおいて充実されるように促していく。また、空港セキュリティはテロ対策の意味合いがある反面、「セキュリティ強化で旅行需要の低下も懸念されることから、バランスある対応を求めたい」という。
また、航空座席に関しては、特にグアム・サイパン線で座席数が限られる現状から、チャーター枠を利用した座席増加策を話し合う意向だ。