JATA、18年度環境基金助成事業の対象6団体を選定
日本旅行業協会(JATA)は平成18年度のJATA環境基金助成事業において、6団体の助成を決定した。助成金の総額は297万円となる。この財源はJATAが旅行会社を対象として実施している100円募金、旅行博に合わせて実施するJATA環境基金サイレントオークションの売上金、寄付の3本柱。現在は毎年300万円を集めているが、今後は「500万円程度を目標」(石山JATA事務局長)とし、国内、海外を合わせて、環境と観光に配慮するサステイナビリティ(持続可能)の観点から助成を行っていく。
今回、選定された助成団体に熊野古道で語り部など構成する標探古道が含まれている。申請では、観光客を案内時、語り部が参詣者の体調不良の連絡、あるいは土砂崩壊、倒木、落石等の自然災害の連絡を取らなければならない際、携帯電話が通じない場所もあり、高性能トランシーバーが必要という内容。JATAではこれについて、緊急性も高く、観光にも事業内容が近いとし、申請額100万円のところ、満額に近い91万円の助成を決定。こうした事例をはじめ、申請内容の高度化が見られるという。
なお、助成対象の6団体は下記のとおり。
▽助成対象団体、助成金額
・NPO法人標探古道(和歌山県)/91万円
・NPO法人伊万里はちがめプラン(佐賀県)/50万円
・NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用チーム(千葉県)/50万円
・NPO法人佐渡文化財研究所(新潟県)/30万円
・東鳴子ゆめの会議(宮城県)/31万円
・ツヅラト峠を守る会(三重県)/45万円
今回、選定された助成団体に熊野古道で語り部など構成する標探古道が含まれている。申請では、観光客を案内時、語り部が参詣者の体調不良の連絡、あるいは土砂崩壊、倒木、落石等の自然災害の連絡を取らなければならない際、携帯電話が通じない場所もあり、高性能トランシーバーが必要という内容。JATAではこれについて、緊急性も高く、観光にも事業内容が近いとし、申請額100万円のところ、満額に近い91万円の助成を決定。こうした事例をはじめ、申請内容の高度化が見られるという。
なお、助成対象の6団体は下記のとおり。
▽助成対象団体、助成金額
・NPO法人標探古道(和歌山県)/91万円
・NPO法人伊万里はちがめプラン(佐賀県)/50万円
・NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用チーム(千葉県)/50万円
・NPO法人佐渡文化財研究所(新潟県)/30万円
・東鳴子ゆめの会議(宮城県)/31万円
・ツヅラト峠を守る会(三重県)/45万円