YOKOSO!JAPAN WEEKS、本日から開催、浅草でオープニングイベント

  • 2006年1月20日
 国土交通省は19日、東京・浅草で本日から1ヶ月間実施する「YOKOSO!JAPAN WEEKS 2006」オープニングイベントを開催した。参加した国土交通大臣、観光立国担当大臣の北側一雄氏は、「2005年の訪日外国人は673万人。今年は750万人に延ばしたい」と改めて目標値に言及。さらに、修学旅行の途中で会場に招待された中国、韓国の中学生、地元浅草の小学生に向けて語りかけるようにYOKOSOウィークスについて説明。「会場にいる青少年の交流を伸ばしていきたい」と訴え、「官民をあげて取り組んでいく」と熱意溢れる挨拶をした。
 また、イベントに参加した観光広報大使の木村佳乃さんは、英語と日本語両方で挨拶、「写真を撮ってあげるなど、簡単なことからはじめることが大事」と子供達に呼びかけた。



 さらに、オープニングイベントでは、日本の小学生から中国、韓国の学生に千代鶴を贈呈。北側国交大臣、木村さんからは、イベントに参加したオーストラリア駐日大使のマレー・マクレーン氏、駐日臨時代理大使の程永華氏、駐日大韓民国大使館韓国文化院長の柳珍桓氏に大きいサイズの折鶴をプレゼントした。イベントでは、折鶴教室が開かれ、学生達は交流を楽しんだ。折鶴は今回、YOKOSO!JAPAN WEEKSに合わせ、日本全国1244校の小学校、中学校、高校の学生により外国人のお土産用に作られ、40万羽が集まった。


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 YOKOSO!JAPAN WEEKS 2006は、期間中に開催する全国各地のイベントなどを合わせ、伝統芸能や特別観覧など全国約60ヶ所で行う。また、全国約500ヶ所の博物館、温泉、スキーなどを割安に楽しめるクーポンブックを作成。キャンペーンの告知は、木村さんを起用したポスターを交通機関、学校などで掲示、空港や機内ではビデオを放映する。
 さらに、外国人が旅行しやすい環境整備も進めている。国際観光振興機構(JNTO)の資料や通訳者などの支援で、全国に約430ヶ所に「YOKOSO!JAPANデスク」を設けた。そのほか、今年初となるシアターガイドを作成、コールセンターも設置した。