タイの観光スポーツ大臣が来日、鳥インフルエンザ・津波後など旅行者の懸念を払拭

鳥インフルエンザに関しては、世界保健機構(WHO)の指導を基に研究を進めており、健康保険省、農務省の管轄で国内の全空港で管理を徹底している。タイ入国者に対しては、鳥インフルエンザに関する情報を提供するほか、健康チェックを実施。各観光施設では衛生面に配慮し、清潔さ維持するよう注力している。タイ国内の旅行会社に対しては、鳥インフルエンザの感染が疑われる地域へ観光客を案内しないことを指導。マリーノン氏は、「100%コントロールすることができている」と強調し、安全性を訴えた。
プーケット島をはじめとする津波の影響を受けた地域に関しては、政府の特別予算を組み、TATが担当した復興の成果を説明。「ビーチ・リゾートが津波の被害前よりも美しくなった」と語った。さらに、タイ南部地域の仏教とイスラム教の対立に関して、「管理できており、バンコクはもちろん、日本人が観光で訪れる県では関係ない」とコメントした。
