VJC、東北地区の夏祭り視察で重点5市場から43名を招聘

  • 2005年7月29日
 ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の一環として、東北地区の行政、観光関連機関などが連携するYOKOSO!JAPAN東北実行委員会は8月2日から、東北地区に韓国、台湾、アメリカ、中国、香港の5重点市場から計43名を招聘する。内訳は旅行会社が26名、マスコミ関係が17名。盛岡さんさ踊り、青森ねぶたまつり、秋田竿灯まつり、仙台七夕、郡山うぬめまつりと東北各地の夏祭りを視察してもらうほか、6日に会津若松市で開催される国際シンポジウムなどに招き、同地域の観光資源についての情報発信、旅行商品の造成を促進する。
 なお、東北運輸局によると、昨年3月、および10月に実施した夏まつり、秋の招聘事業の結果として6月末現在のところ、造成された旅行商品は1311本、送客数は7677人となっている。地域別では台湾が最も多く3484名、次いで韓国が2589人、香港1170人、中国379人、アメリカ55人となっている。今年度の事業展開としては上記の5重点市場での認知をさらに高めるほか、VJC実施本部と協力して欧州でのトラベルマート出展などを前向きに考えているという。