日韓友情年、開幕イベント開催、訪問者数も日韓とも過去最高で後押し
日韓友情年2005の開幕イベントが25日、東京都内で開催された。韓国文化観光部長官のチョン・ドンチェ氏は日本のことわざで「遠くの親戚より、近くの友人」を引用し、「相互の理解を深めていくことが友情年の目的」と強調。韓国において日本文化の開放以来、若者が日本に関心を持ち、日本でも「韓流ブーム」が巻き起こるなど、「文化的、情緒的に近い存在になっている」と語り、「一段と高い友情を築く年」と今後の交流事業に期待感を示した。また、日本側から谷川秀善外務副大臣が「芸術、学術、スポーツをはじめ幅広い分野で、日本、韓国各地で交流事業を予定している。互いの理解が深まるよう切望する」と挨拶した。式典では歌舞楽、K-POP、J-POPが披露され、1万人超の応募から抽選で当選した約2000名が公演を楽しんだ。
なお、韓国観光公社(KNTO)によると2004年の日本人の韓国訪問者数は35.5%増の244万3070人である。これは12月の訪問者数が18.8%増の21万4678人であったことから。年間では2000年の247万2054人に次ぐ記録となり、2001年と2002年の韓国方面の伸び悩みやSARSでの落ち込みから脱した。
また、韓国人の日本訪問者数は9.9%増の156万9176人と過去最高を記録。全世界の訪問先を見ると中国への訪問者数は48.8%増の233万4781人と大幅増と比較し、見劣りするものの、着実に増加する傾向にある。韓国人の海外渡航先でも中国に次いで2位を保ち、17.8%のシェアとなった。
なお、韓国観光公社(KNTO)によると2004年の日本人の韓国訪問者数は35.5%増の244万3070人である。これは12月の訪問者数が18.8%増の21万4678人であったことから。年間では2000年の247万2054人に次ぐ記録となり、2001年と2002年の韓国方面の伸び悩みやSARSでの落ち込みから脱した。
また、韓国人の日本訪問者数は9.9%増の156万9176人と過去最高を記録。全世界の訪問先を見ると中国への訪問者数は48.8%増の233万4781人と大幅増と比較し、見劣りするものの、着実に増加する傾向にある。韓国人の海外渡航先でも中国に次いで2位を保ち、17.8%のシェアとなった。