総合旅行業務取扱管理者試験、海外旅行実務の問50を全員正解に 選択肢の不備で
観光庁と日本旅行業協会(JATA)は11月6日、10月25日に実施した2026年度総合旅行業務取扱管理者試験で、海外旅行実務の問50に不明瞭な選択肢があったとして、受験者全員を正解として扱うと発表した。
税関検査の対象となる手荷物が不明瞭に
問50は、本邦外の旅行における出入国手続きについて、正しい記述をすべて選ぶ問題。選択肢aでは、航空機を利用する旅程で、シェンゲン協定加盟国への入国審査はウィーン(VIE)、税関検査はブダペスト(BUD)で行われるとしていた。
しかし、税関検査の対象となる手荷物が機内持ち込み手荷物か受託手荷物か、選択肢に示されていなかった。このため、記述だけでは正誤を判断できないとして、設問全体について受験者全員を正解として扱う。
合格者は12月10日発表予定
総合旅行業務取扱管理者試験は旅行業法に基づく国家試験で、試験事務はJATAが代行している。JATAは受験者や関係者に謝罪し、問題作成を含む試験事務を慎重に行い、再発防止に努めるとしている。
試験の正解は11月6日付でJATAのウェブサイトに掲載した。合格者は12月10日に発表する予定で、同協会のウェブサイトに合格基準と合格者一覧(試験地・受験番号のみ)を掲載し、受験者のマイページにも通知する。