アゴダ調査、2027年の日本人旅行は国内・短期志向 旅行計画のAI利用は48%に

  • 2026年11月5日
agoda

 アゴダは11月4日、アジア11市場の旅行者3395人を対象に実施した「2027年 アジアの旅行動向に関する調査」の結果を発表した。日本人旅行者の65%が2027年は主に国内を旅行すると回答し、55%が旅行期間を「1~3日間」とした。旅行計画でAIを使う人は前年の20%から48%に増えた一方、74%はホテルの予約を自分で行いたいと答えた。

 日本人旅行者の国内旅行志向は、調査対象の11市場で最も高かった。アジア全体では「主に国内を旅行する」との回答が29%にとどまり、日本では国内旅行への関心の強さが目立った。旅行期間も「1~3日間」が最多で、次いで「4~7日間」が30%。短い休暇を利用した旅行が多い傾向がうかがえる。

 旅行計画にAIを活用する割合は48%で、前年調査の20%から28ポイント上昇した。一方、AIエージェントにホテル予約を任せたいかとの質問では、74%が「自分で予約したい」と回答。インドネシアと並び、11市場で最も高かった。旅行先の検討や情報収集にAIを取り入れながら、予約の最終判断は自分で行いたいという意向が示された。

調査項目 日本人旅行者の回答 調査結果の特徴
2027年の旅行先 65%が「主に国内」 調査対象11市場で最も高い
旅行期間 55%が「1~3日間」 調査対象11市場で最も高い
旅行計画でのAI利用 48% 前年の20%から増加
ホテル予約の希望 74%が「自分で予約したい」 インドネシアと並び、調査対象11市場で最も高い
イベント目的の旅行 33% 調査対象11市場で最も高い

 旅行の目的では、「グルメ体験」が52%で最も多く、「文化体験」が44%で続いた。また、コンサートやフェスティバル、スポーツイベントなどへの参加を目的に旅行を計画する人は33%で、こちらも調査対象の11市場で最も高かった。食や文化に加え、イベントをきっかけに旅先を選ぶ傾向が見られた。

 宿泊費については、1泊あたり「51~100米ドル」を予定する人が52%、「50米ドル以下」が22%で、合わせて74%が100米ドル以下を想定していた。知名度の低い旅行先を選ぶ際に重視する点では、「安全性・治安の良さ」が33%で最多となり、「旅行費用の安さ」の31%を上回った。安全性を重視する割合は11市場で最も高かった。

 調査は2026年9~10月、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムの旅行者3395人を対象に実施した。